虫歯
ミュータンス菌
糖質を分解し、ネバネバした物質を作る虫歯の原因となる菌。生まれたばかりの赤ちゃんには存在せず、他者とのスプーンの共有などで感染する。
グルカン
ミュータンス菌が糖質を分解し作られるネバネバした物質。これが、プラークとなる。
プラーク
歯垢。虫歯や歯周病の原因となる物質。
歯石(しせき)
歯垢に唾液中のカルシウムなどが付着し固まったもの。歯ブラシでは除去できないので歯科医院での掃除が必要。
脱灰(だっかい)
虫歯菌の作り出す酸が歯の表面を溶かしだす作用。
再石灰化(さいせっかいか)
唾液中のカルシウムやリンが歯に付着して、脱灰が起きた部分を修復する動きのこと。
齲窩(うか)
虫歯によりできた穴。
二次カリエス
詰め物、かぶせ物で治療した歯の残った歯質がまた虫歯になること。
歯根膜炎(しこんまくえん)
虫歯の進行により、歯根膜が炎症を起こす病気のこと。
歯髄炎(しずいえん)
虫歯が歯髄まで進行し、ズキズキとした痛みを伴う症状。
智歯周囲炎(ちししゅういえん)
正常に生えてこなかった親知らずと、その周囲の歯肉との隙間に汚れや細菌が溜まり、炎症が起きている状態。
C(シー)
虫歯。ミュータンス菌の作り出した酸により、歯からカルシウムやリン酸が溶けてしまい、歯が失われていく病気。カリエス(caries)の頭文字。
CO(シーオー)
要観察歯。エナメル質が溶けている状態で、衛生状態の改善により自然治癒が期待できるため、治療は行わずに様子をみる。
C1(シーワン)
虫歯の初期段階、エナメル質部分が虫歯によって浸食されている状態のこと。1~2回の治療で治せる。
C2(シーワン)
虫歯の進行が、象牙質まで達した状態のこと。まだ1~2回の治療で治すことが出来る。
C3(シースリー)
虫歯が歯髄にまで進行した状態。根管治療を要すため、治療に時間がかかる。
C4(シーフォー)
虫歯によって歯冠部分が失われてしまい、根の部分だけが残っている状態。ここまでくると歯を残すことが出来ない場合が多い。